「慢性疾患などを有する定期受診患者に対して、電話(情報通信機器)を用いて診察し医薬品の処方を行い、ファクシミリなどで処方箋情報を送付可能(2020.2.28)」との厚労省の通知がでました。

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変形性膝関節症
(へんけいせい しつかんせつしょう)

膝関節を構成する大腿骨顆部、脛骨顆部、膝蓋骨の軟骨がすり減って、骨が変形し痛みを引き起こす病気です。明らかな原因の無い1次性変形性股関節症と、半月板損傷、靭帯損傷、関節内骨折などによる 2次性変形性股関節症に分けられます。1次性関節症は変形性関節症の中で最も発生頻度の高いもので、男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。膝関節は内側部と外側部および膝蓋大腿関節の3つ関節があり、その部位により内側型、外側型、膝蓋型の変形性関節症と分類します。

症状
主な症状は膝の痛みと変形および動きの悪さで、初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛みますが、徐々に正座や階段の昇降が困難となり、末期になると安静時にも痛みがとれず、膝が伸びずに歩行が困難になります。膝が脹れぼったく、膝が重いときは膝に炎症を起こして水がたまっていることがあります。内側型ではO脚変形、外側型ではX脚変形を起こし、膝蓋型では膝を曲げ伸ばしするときに音がします。
診断
膝の痛みと変形および動きの悪さがあることと、レントゲンで関節の隙間の狭小化や骨の変形の程度を診断します。MRIでは軟骨のすり減りの程度や骨の中の空洞や浮腫の程度を評価することができます。膝の痛みは腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症あるいは変形性股関節症から来る症状に似ていて、それぞれが合併することもあるので、鑑別診断をする必要があります。
治療
関節液の成分であるヒアルロン酸の関節内注射や炎症を抑えるステロイドの関節内注射もよく行われる治療です。しかし関節内注射は細菌が関節内に入ってしまう化膿性膝関節炎という合併症を引き起こす可能性があり、ステロイドは関節の破壊を助長する可能性があるので、長期間に渡って繰り返し関節内注をおこなうべきではありません。膝のサポーターは膝関節を安定化させるのに役立ちますが、筒状の柔らかいサポーターを着けるだけではあまり意味がありません。サポーターは圧迫力を調整できて、側方の支持ができるものが望ましいです。O脚変形やX脚変形が強くて不安定な場合には金属の硬い支柱つきのサポーターでしっかりと変形を矯正する必要があります。靴の中敷に角度をつけた足底装具で膝の変形を矯正することもありますが、扁平足や足首の靱帯損傷がないことを確認したうえで作成しないと、足部の障害を引き起こすことがあります。大腿四頭筋筋力強化や歩行訓練、水中歩行股関節を外側に開く働きのある中殿筋の筋力強化が有効だとよく言われますが、誰にでも適しているわけではなく筋肉トレーニングで痛みが強くなる場合もありますので、その方に合った運動療法を選択していくことが重要です。膝関節に対する負担を減らすための日常生活の注意は最も重要です。杖は心理的に抵抗がなければ使用することを勧めています。肥満傾向にある場合は減量したほうが負担を軽くできます。歩行は痛みの無い範囲でなら構いませんが、痛みがあるのに長時間歩くことは避けるようにします。膝の土台である足が安定すると膝の痛みも軽減されますので、外反母趾など足の状態を診断した上で、適切な靴を履くことが重要です。初期のうちは関節鏡での滑膜切除術や骨を切って変形を矯正する高位脛骨骨切り術などがありますが、関節の変形がすすんでいる場合は人工関節全置換術が行われます。人工関節は膝関節の痛みをとって動きを回復しますが、あくまでも金属や樹脂でできた人工物であるので、使っているうちに磨り減ってきて10数年経つと入れ替える手術が必要になることがあります。膝関節固定術は股関節や足関節による代償が必要となるため、人工関節が開発された現在は、あまりおこなわれていません。
ニュース
2020/03/15
院長の記事「物を持ち上げた瞬間腰に激痛が…」がオレンジページ(㈱オレンジページ)に掲載されました。
2020/03/15
テレビ東京 「芸能人を救った名医たち!私のベストドクター」で院長の腰痛体操がオンエアされました。
2020/03/05
当院は感染症指定医療機関ではないため、原則として新型コロナウイルス感染症の患者様の受診はできません。当院に外来受診予定の方で以下に該当する方は、政府の「新型コロナウイルス感染症の基本方針」に基づき受診を見合わせていただきます。
  1. 14日以内に、中国・イラン・韓国・北イタリアに渡航または居住していた方
  2. 風邪の症状、だるさや37.5度以上の発熱がある方(解熱剤を飲んでいる方も同様)
  3. 新型コロナウイルス感染症の患者さんと接触歴のある方
上記の判断が難しい場合には、お電話(03-5577-6655)でご連絡ください。
2020/02/28
院長の記事「「ひざ痛」はタイプがわかれば今すぐ治る!」がマイエイジ(集英社)に掲載されました。
2020/01/28
院長の記事「運動療法についての疑問」が脊柱管狭窄症最高の治し方大全(文響社)に掲載されました。
2020/01/24
院長の記事「自分でできる腰痛・膝痛改善」が商工クラブ687号(日本商工倶楽部)に掲載されました。
2020/01/20
院長の記事「ひざ痛・関節痛のホームケアガイド」が元気のわ 新春号(㈱日本薬師堂)に掲載されました。
2020/01/12
院長の書籍「決定版! 関節痛を自分で治す名医のワザ」が宝島社から出版されました。

おすすめ動画 PICK UP

「わかさ出版ラジオマガジン 健康ドンドン」
腰痛収録音声

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診療時間のご案内
(2020年4月~の診療時間は更に下にスクロールしてください)

診察は予約制ではありません。事前に診察希望日時にお名前をネットか電話で登録していただいた方から順番にご案内差し上げております。急患などの状況によっては、お呼びする順番が変わる場合がありますのでご了承ください。
※リハビリと装具は予約制となっております。

診療時間 土・日・祝
08:30

12:00
銅冶
銅冶
銅冶
銅冶
銅冶
休み
榎本 (榎本)
※2
榎本 榎本 榎本
09:00

12:30
  大川
※3
     
14:00

17:30
銅冶 (銅冶)
※4
銅冶 銅冶 銅冶
榎本 (榎本)
※5
榎本 榎本 榎本
14:00

17:15
手外科
※1
山内
※6
堀江
※7
   

※1:毎週月曜日
2020年4月-2020年6月 14:00-17:15 藤原医師(東京医科歯科大学手の外科)
2020年7月-2021年3月 14:00-17:15 田中医師(東京医科歯科大学手の外科)
※2:第1,2,4,5火曜日8:30-12:00 榎本医師 (第3火曜日8:30-12:00は休診)
※3:第4火曜日  初診9:00-12:30/ 再診9:00-12:30 大川教授(東京医科歯科大学)
※4:第3火曜日 14:00-17:30 院長 (第1,2,4,5火曜日14:00-17:30は休診)
※5:第1,2,4,5火曜日 14:00-17:30 榎本医師 (第3火曜日14:00-17:30は休診)
※6:毎週火曜日 14:00-17:30 山内医師(東京女子医科大学)
※7:毎週水曜日 14:00-17:15 堀江医師(杏雲堂病院)

外国人患者の方へ
当院は外国語によるサポートを行っておりません。日本語の分からない方は、通訳をともなっての受診をお願い致します。

Instructions for International Patients
Ochanomizu Orthopaedic Clinic does not serve language assistance. Patients who don’t understand the Japanese language, please bring a translator with you.