脳性麻痺のリハビリ

脳性麻痺とは、受胎から新生児までの間に生じた脳の非進行性病変に基づく運動の異常で、胎児期の感染・発育障害、出生時の脳損傷・仮死、新生児期の重症黄疸や髄膜炎などにより、脳の運動中枢がおかされたことが原因です。

 

脳性麻痺の分類
痙直型 筋緊張は高く、連合反応や筋の同時収縮が起こりやすく、可動域の最終域での抵抗が強い
アテトーゼ型 筋緊張は低緊張と過緊張の間で動揺し、座位や匍行が困難である。
失調型 筋緊張は低く、持続的な姿勢制御の不全や協調運動障害が見られる。
混合型 筋緊張は低緊張と過緊張が混ざり、四肢で異なった運動障害が見られる。

脳性麻痺のリハビリの目的は、姿勢と運動コントロールの発達を促しながら、関節の拘縮や変形を予防することです。

  1. 拘縮の予防
  2. 筋緊張の正常化
  3. 姿勢調整の獲得
  4. 筋再教育(運動コントロール)
  5. 協調運動の獲得
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2024/4/19
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