足と靴の外来

足部の問題を専門に扱う

日本では靴文化の歴史が浅いせいか、足部への関心が薄く、ひざや足腰の痛みの原因が足部にあると疑う人は、あまりいません。靴を履いて立ったり歩いたりすると、窮屈な靴の中で、足部にはさまざまな方向から圧力がかかり、それが長年くり返されるうちに、靱帯や筋肉が衰え、骨や関節に変形が現れるのです。では、靴文化が古くから定着している欧米はどうなのでしょうか。例えばドイツでは、ゼロ歳から足部の健康診断を行って異常の有無を調べ、適切な靴を履かせます。これは、小さいころから足部の異常を察知して対処すれば、将来、足腰の異常を防ぐことができると考えられているためです。 
整形外科医である私が足部の重要性に気づいたのは、今から15年以上前のことでした。私は当時、千葉大学附属病院の足の外科外来で、足部の手術を主に担当していました。そこでは、足部の変形だけでなく、足部が原因でのひざ痛や腰痛に悩む患者さんがおおぜいいました。そうした診療経験を通じ、足部の問題について学ぶ必要性を痛感した私は、米国に留学し、「足装具士(ペドーシスト)」という米国の公認資格を日本の整形外科医として初めて取得しました。帰国後は、お茶の水整形外科を開設し、足部の問題を専門に扱う「足と靴の外来」を診療の大きな柱としています。

お知らせ
2025/12/3
理学療法士・作業療法士・放射線技師を募集します。
採用情報はこちらからご確認いただけます。
2025/10/17
令和7年12月30日(火)~令和8年1月3日(土)は、年末年始のため休診とさせていただきます。
年始は1月5日(月)より通常通りの診療を行います。
2025/10/01
インフルエンザ予防接種を開始します。
対象者:13歳以上
料金:4,000円(助成ありの場合は1,650円)
※予約制ではありません。
2024/09/05
院長の新刊本「悩み・不安・困った!を専門医がスッキリ解決 腰部脊柱管狭窄症」が 新星出版社から出版されました。
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