足と靴の外来
軍手インソール
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作り方
- まずインソール(中敷き)が取り外せる靴を用意してください。スニーカーやウォーキングシューズにはインソールが取り外せるものが多くあります。インソールが取り外せない靴に、無理にインソールを入れてしまうと靴が窮屈になって履けなくなってしまいます。かといって大きなサイズの靴にインソールを入れてしまうと、足が靴の中でずれてしまうので“ドウヤ”メソッド軍手インソールの効果がなくなってしまいます。また、靴の中に直接軍手を貼ってしまうと、敏感な足裏に凹凸があたって不快感が出てしまいます。このように適切な靴に“ドウヤ”メソッド軍手インソールで補正を加えるには、インソールを取り外せる靴が必要なのです。
- 次にイボつき軍手の指の部分を必要なだけ切り取り、靴に入っているインソールの裏面のかかとや土踏まず、あるいは中足部にセロハンテープで貼りつけます。そうして完成した“ドウヤ”メソッド軍手インソールを靴に戻し、履いて歩けばいいのです。一般的なイボつき軍手の指の太さは、親指が一番太く、真ん中の3本が同じ太さで、小指が細く出来ています。ただし、イボつき軍手を切り取る大きさや、それをインソールに貼る位置は人によって違ってきます。ですから、まずは、自分の症状や足部の形状を確認することが肝心です。
調整法
- インソールに軍手を貼る位置を決めたら、一ヵ所につき二つ重ねが基本で、最初はセロハンテープで、簡単に仮止めします。
- 次に、実際に数時間試し履きをしてみます。最初は違和感があるでしょうが、痛みなく快適に歩ければ一日その状態で履き続けてください。もし履いてみて改善効果を感じられない場合には、軍手の枚数が足りないと考えて三つ重ねにします。反対に、圧力が強すぎたり、新たな痛みが現れたりしたら、軍手の位置や枚数が多すぎると考えて、場所をずらすか枚数を減らす、という具合にして調整します。丸一日履いてみて、足の痛みが軽くなり、履き心地が良ければ、それが適切な軍手の位置と厚みと判断できます。
- 最後に、軍手をセロハンテープ(もしくは養生用テープ)でしっかりと貼りつけましょう。ガムテープや両面テープは、粘着力が強すぎて、インソールが壊れることがありますので気をつけてください。なお、イボつき軍手も二~三ヵ月使うとつぶれてきて、効果が得られにくくなります。イボつき軍手はホームセンターなどで手軽に入手できるので、足の支えが物足りなくなってきたら、作り替えることをおすすめします。
軍手インソールは、基本的に自分で作ることが出来ますが、軍手のいい位置や大きさが分からない方には、(株)お茶の水義肢装具で1回1,000円で調製することもできます。
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