姿勢正し体操

腰痛の患者さんがいきなり腰椎前弯のある正しい姿勢を取り、それを維持するのは大変でしょう。そこで痛みナビ体操とともに、タイプ別の姿勢正し体操を併せて指導しています。姿勢がよくないと、痛みナビ体操の効果が相殺されてしまうからです。 腰を反らすとらくな後屈改善型腰痛の人は、腰椎前弯のある、腰が反った姿勢を意識して保てばいいでしょう。腰を丸めるとらくな前屈改善型腰痛の人の場合、腰を反らしすぎた姿勢は痛みやしびれを引き起こしますので、普段はできる範囲で上体を起こし、そこから心持ち前かがみになるくらいの姿勢で過ごせばいいでしょう。 側方改善型腰痛の人は、心持ち前かがみか腰が反った姿勢のうち、自分にとってらくな姿勢を選んで、その姿勢を心がければいいでしょう。もちろん理想の正しい姿勢を保てれば、それに越したことはありません。こうして症状の改善に応じてふだんの姿勢を正しい姿勢に徐々に近づけていくことが、痛みを根治に導く決め手なのです。

後屈改善型腰痛の姿勢正し体操

  1. イスに腰かけて、痛みが出ないところまで背中を丸める。
  2. 顔は正面に向けあごを引き、胸を斜め上45度に突き出し、腰を反らす。この姿勢を2~3秒保つ。
  3. ①②を10回くり返すのを1セットとして、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けたときに30分~1時間おきに1セットずつ行う。
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2024/4/19
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